2014年2月17日月曜日

レビューを促すライブラリ『Appirater』

レビューを促すAppiraterの導入手順


1.ダウンロード

 githubから、Appiraterをダウンロードする。
https://github.com/arashpayan/appirater

2.プロジェクトに追加

 ダウンロードしたappirater-masterをプロジェクトに追加。

3.不要なファイルの削除

 README.mdは不要なので削除。

4.フレームワークの追加

 プロジェクトにCFNetwork.framework、SystemConfiguration.framework、StoreKit.frameworkを追加する。

5.ローカライズ

 レビューを催促するときに表示される文言を修正する場合は、ローカライズファイルを修正する。
日本語の場合は、AppiraterLocalizable.strings(Japanese)

6.ARC設定

 プロジェクトがARCを利用しない場合、TARGETSの Build Phases ≫ Compile Sources sectionを開き、Appirater.mに -fobjc-arc を設定する。

7.インポート

 AppDelegate.hを修正する。
#import "Appirater.h"


8.設定値の修正

 AppDelegate.mのapplication:didFinishLaunchingWithOptionsメソッドにAppirater起動の設定を記述する。古いプロジェクトの場合はapplicationDidFinishLaunchingでもよい。
[Appirater setAppId:@"000000000"]; // Apple ID(アプリ毎の識別番号:iTunes Connectで参照可)
[Appirater setDaysUntilPrompt: 30]; // 同じバージョンで再びメッセージを表示するまでの日数。(デフォルト:30日)
[Appirater setUsesUntilPrompt: 20]; // 同じバージョンで再びメッセージを表示するまでの起動回数。(デフォルト:20回)
[Appirater setSignificantEventsUntilPrompt: -1]; // ゲームのレベルクリアなど、ユーザーがアプリ内で何か特別な操作したときや、あるレベルに達したときにメッセージを表示するか否かを指定する。(デフォルト:-1)
// 値 : -1=無効, 1=有効
// 表示する場合は、ゲームのレベルクリアしたときなど任意の箇所に [Appirater userDidSignificantEvent:YES] を記述する。
[Appirater setTimeBeforeReminding: 1]; // 「後で見る」を選択したときに再びメッセージを表示するまでの日数。(デフォルト:1日)
[Appirater setDebug: NO]; // デバッグモードの設定。YESにするとアプリを起動するたびに表示される。(デフォルト:NO)
[Appirater appLaunched:YES]; // Appiraterの起動


9. 起動時のカウント

AppDelegate.mのapplicationWillEnterForegroundメソッドに、フォアグランド時にカウントするかの設定を記述する。
[Appirater appEnteredForeground:YES];


10.アプリ名

 実行時の画面に表示するアプリ名を変更する場合は、Appirater.hを修正する。
#define APPIRATER_APP_NAME を修正


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